パワハラ上司と闘った話

見て向ぬふり

私は他人に対して深く関わらないという生き方にいつの間にかなってしまっていた。

理由はこの私のブログを読んだことがある人がいればある程度は察しが付くと思う。

裏切られ雑に扱われ人の為と思い行動した所で報われない。

そんな人生を歩んでしまったため、人に一切期待しないし人を信用しないという考え方になってしまっていた。

だけど、心のどこかでは人をまた信じてみたいという想いが存在してるのだと思う。

パワハラ上司が私の職場に異動してきたのは2023年の10月頃。

今現在これを書いている日付は2025年7月頃。

1年と9か月くらいの間、私はパワハラ上司が私以外の誰かを攻撃(主に精神的な嫌がらせ)

している姿を何も行動を起こすことなくジっと耐えていた。

具体的な嫌がらせ内容は、自分が気に入らない相手を徹底的に攻撃する。

本人のミスではないのに、本人がやったかのようにお前が悪いと決めつけ精神的に追い込む

それで退職まで追い込むというもの。

かなり悪質。

それで病んでしまった人を私は何人か見てきた。

だが当時私は何も行動を起こすことはせず、悩みをうんうんと聞くだけだった。

あの時、私は行動を起こすべきだったと思う。

いくら自分の人生で誰かに裏切られようが、今目の前にいる被害者は別。

この人を助けるかどうかの話はまた違う話じゃないか。

今はそう思う。

ターゲットを自分に変えてきた

そんな見て見ぬふりな日常を過ごしてきたある日、突然私を攻撃し始めた。

内容は今まで通り精神的なもの。

ついに自分の方に矛先が向いたかと思った。

このブログではまだ触れていないが、私は2025年4月頃から結婚相談所に再び入会した。

(いずれこの件はブログにする)

だから簡単に仕事を辞めるわけにはいかないと思い、素直にパワハラ上司に従い行動してきた。

そのパワハラ上司は異動が決まっていて、店長から聞いた話だと2025年8月には異動するというのが決まっていたらしい。

だから、ちょっと我慢すればコイツは俺の前からいなくなるんだ。

と、それだけを希望に頑張ってきた。

だが、2025年5月くらいから私への嫌がらせがエスカレートしていった。

色々なことを言われたりしたが、特に許せなかったことを次に書こうと思う。

パワハラ上司の行動

私はスーパーの食肉部門で働いているのだが、簡単に言えば大きな塊の肉を薄くスライスしたり

食べやすいようにカットするのが仕事。

当然上司もそれが仕事のはずなのだが、その上司はそういった仕事を

「そんなものは俺の仕事じゃない、それはお前らの仕事」

と言い、自分はひたすらにパソコンのある部屋に行き売り上げデータをいつまでも取っていた。

私のいるスーパーは全国何店舗かあったとして、そのような仕事をしている人は誰もいなかった。

やはりこの上司のやり方が異常なのだと。

その無駄に集めた売り上げデータを抱えて○ねと何度思ったことか。

確かにデータを収集して売り場にどのくらいの商品を出すかというのは大事だが、現場仕事がメインとされているこの仕事で上司も例外ではないのに、勝手に会社のやり方を捻じ曲げ勝手な行動をする上司が私には許せなかった。

パワハラ上司の行動2

こんな話を以前聞いたことがあった。

部下にアイディアを出させて、それを否定するという嫌がらせ。

例えば、今会社では何が問題となっていますか、それを改善するにはどうすればいいと思いますか。

という課題を出されたとする。

それを部下は一生懸命考え、提出する。

その考えを一切認めようとせず否定して

「お前の考えは全く参考にならない」

と言い否定する行為。

これは部下を追い込むのに最適な行為だとネットで調べて分かった。

まさにこの行為を私は受けた。

この時、私の中で何かが切れる音がしたと思う。

実行

私は決めていた。

次私に何か行動を起こすようなら私は容赦しない。

その想いで朝出勤した。

おはようございます。と言い

上司の前を通り過ぎようとする時、私に対して細かいことを愚痴愚痴と言い始めた。

黙って睨みつけ、上司の話を聞いた。

何も反論せず。

そして話が終わった後、私は黙って会社を出た。

もう知らん。

今後どうするか?知らん。

生活費稼がなきゃいけない?知らん。

婚活中で相談所の会員費を払わなきゃいけない?知らん。

相談所に今いるスーパーで働いてることを伝えてあるから、辞めるわけにはいけない?知らん。

全部関係ない。やってられるか馬鹿野郎。

ふざけるな。

そう思い、朝の6時私は家に帰った。

上司の携帯番号をブロックし連絡できないようにした。

家に帰ると知らない番号から10件くらい不在着信があった。

知らん。

もう知らん。

電話

転職の準備しなきゃなと思っていた。

だが、その夜

何を思ったか、私のいたスーパーへ電話をかけた

私「もしもし、食肉部の○○です」

店長が出た。

店長はそのパワハラ上司の件を知っていた。

どういう人間だったか。どういうパワハラをしていたか

知っていた。

その上で私に聞いてきた。

「あなたは今後どうしたいですか?」

「辞めたいですか?続けたいですか?」

私は何故か続けたいですと答えていた。

なんでだろうなぁ。

自分でもよく分からない。

その時の日付は6月19日。

7月まではとりあえず休んでくださいと言われた。

私は「はい」と答えるしかない状況だった。

聞いた話

その後、上司はどうなったかというと

かなり問題になったと聞いている。

元々限られた人だけに伝わっていたパワハラ上司の行為が知れ渡り

かなり肩身の狭い思いをしたと聞いている。

ざまあみろと思った。

その話を私に教えてくれたのは、同じ職場で働いていた食肉部のパートさん。

パートさんとは結構仲良く仕事していたので、こういう時本当に有難い存在だと思った。

職場を逃げた私に

「よくやった!」

と言ってくれた。

他にも普段交流がない他部門の人にも心配されていたらしく

すごく温かい気持ちになった。

ああ、私の行動は間違ってなかったのかもしれない。

上司の問題行動を晒してやった。

これだけで私の苦労は報われた。

今の今まで見て見ぬふりをしてきてしまった人たちにも伝わったらいいな。

この後、私は別の店舗に異動になり

また新しい生活を始めたことは次のブログで話そうと思う。

そして、6月19日から7月1日の間休んでいたのだが

その間、お見合いをしたりしていた。

普段私は平日休みなのだが、カレンダー通りの休みの人と日曜日にお見合いしたりと

良いこともあった。

その話もまた後日語ろうと思う。

間違った行動

私の行動は社会人としては間違っている。

だが、今回行動を起こして結果的に良かったと思っている。

それが合っているのか間違っているのか。

行動してみなきゃ何も分からないなと思う体験だった。

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