街コンへ行ってきた話

結婚相談所を辞める

7月、私は結婚相談所を一時休会する旨を仲人に伝えた。

すると仲人は続けることが大事だと言っていたが、私にはそうは思えなかった。

どんどんすり減っていく気持ち。

お金も無駄に減っていく。

そんな状態の中、仲人が言った一言。

「たった一万円ですよ」

その言葉。

私はその言葉がどうしても許せなかった。

こんなお金の価値すらまともに分からない人の言葉。

若い人ならこの価値観で問題ないが、推定40代か50代の仲人に

「たった一万円」

「たった一万円の会員費で出会いが沢山あるんですよ」

こんな奴にこれ以上お金を出すつもりはなかった。

私は結婚相談所を辞める決意をした。

もちろん仲人だけではなく、婚活女性という人種に疲れ果てていた。

街コンへ

結婚相談所を辞めた後、街コンへ行こうかと考えていた。

その頃、YouTubeだけではなくツイキャスで顔出し配信をしていた。

私は配信で街コンに行こうか迷っているというような発言を何度もしていたと思う。

そんな中、発言したのは良いがなかなか実行へ移せなかった自分がいた。

情けない。

そんな情けない自分が嫌で嫌で。

人手不足で仕事は今まで以上に忙しかったが

(ベテランのパートが辞める、朝5時出勤になった等)

だが、そんなのは怠けるための言い訳に過ぎず

自分を正当化している自分をさらに嫌になった。

そんな自分を変えたくて街コンへ参加した意味もあった。

どの街コンへ参加するか

街コンといっても色んな種類の会場があった。

一対一で会話をする街コン

男女ともに集まりイベントに参加する街コン

私は今までマッチングアプリやお見合いを経験していたので一対一で会話することに慣れていた。

じゃあ、当然一対一の街コンへ参加しようかとも思ったが

あえて、イベント型の複数の男女が参加する街コンへ行くことを決めた。

何事も人生経験だから。

苦手な場所へこそ行くべきだ。

そう思った。

選んだのは水族館デート街コン

水族館という場所は好きだし、話題作りには丁度いいと思ったから。

さっそくアカウントを作り参加してみることに

最少人数

街コンは最小人数の設定があり、その人数より下回れば街コンは中止になってしまう。

今回参加する街コンは茨城県にある水族館デートの街コン。

都内に比べて人が集まりにくいかなと少し思ったが

街コン前日、開催決定のメールが届いたので安心しきっていた。

当日、車で茨城県まで向かっている途中急に中止のお知らせが届く

Advertisements

そりゃないだろ。

そう思ったが、中止になったものはしょうがない。

そんなこともあるんだなぁと思い家に帰っている時

私は少し安心していた

街コンへ出なくても良いんだという気持ち。

そんな自分の甘えが嫌になりつつ帰宅した。

その時の気持ちは

高速のサービスエリアに車を停めツイキャス配信を始め

スタバを飲みながら語った記憶がある。

再挑戦

中止になったって安心って終わり方だと本当に自分が情けなく感じるので

また参加してみることに

今度も会場は水族館

前回とは違い都内の水族館へ行くことに。

ここなら最小人数で終わることもないだろう。

そう自分を追い込み街コンへと参加する

当日、係員が駅の改札口に立っていると記載されていたので

そこへ向かってみる

本当にいた…。

少し驚きつつ、係員に話しかける。

「あの、街コンの参加者なんですが」

「お待ちしておりました」

簡単な会話を済ませ、他の参加者を待つことに。

集まる参加者。

こういう時、女性は女性同士

男性は男性同士集まって待っているものなんだなぁと一つの発見。

全員は集まらなかったが、時間なので水族館へ移動することに。

水族館入り口で自己紹介をすることに。

こういうのは慣れていないが、とりあえず簡単な挨拶をすることが出来た。

水族館へ入り参加者と会話をしながらチケットを買う。

よし、これから楽しく水族館を見て回るぞと思ったが一つ問題が。

参加者女性が一か所に固まり女性同士で喋っていた。

その中の一人の女性に

皆さんお知り合いなんですかと問うと

「ああ、友達ですよ」

と女性は言う。

私は、はぁ?と心の中で思った

友達同士で参加するのは別にいい。

恥ずかしいとか男性にうまく話しかけられない

そんな気持ちがあって友達と一緒に参加する気持ちはわかる。

だが、街コンが始まっても女友達だけで話してるのは違くないか?

そう思った。

そんな光景を目の当たりにして私はすっかりやる気をなくしていた。

もいいいや。そう思った

それからは街コンに参加しているというのを忘れて色んな魚をスマホのカメラで撮り

ひとり水族館を満喫していた。

Advertisements

Advertisements

最後にイルカショー席に座り見るイベントが残っていたのだが、開催者側が席を予約しておらず

(席を確保していなかった)

ので座ることが出来る場所を求めて5分くらいさまよっていた。

そんな運営の不手際にもガッカリしていた。

もうこの辺でいいかな

そう思い、私はイルカショーの前に帰ることに。

一対一で異性と会う環境

街コンは失敗に終わったが、この日もう一件婚活のチャンスがあった。

それは一対一で異性と会える場所

1on1 for Singlesという場所へ行ってきた。

ここはCoupLinkというアプリと連動しており

(CoupLinkは街コン参加アプリ兼マッチングアプリ)

街コンに参加する異性とも1on1 for Singlesでは出会える

そう聞くといい場所のように思えるが実際はそうではなかった。

それを今からブログに記していこう。

1on1 for Singles

エレベーターに乗り新宿店7階へ

受付に立っていたのは若い男二人。

彼らの動きを注意深く見てみると何とも接客に慣れていない様子

例えて言うならヤンキーが無理をして敬語を使っている感覚

そこで登録してあったCoupLinkのアカウントを見せる

それだけで最初の登録は完了する。

そこから先は女性と会うだけ。

まず最初に会った女性

最初の印象は男性と喋り慣れているなというような感覚。

これは良い意味ではなく飲み屋の店員のような、常に接客をしてるかのような慣れ

私はこの女性は出会うつもりが無いのではと感じた。

10~20分程度と喋る時間は決まっており、それを過ぎると次の異性の所へ移動するシステム

最後にアプリを通して相手の評価をする。

今回3人の人と会ってきたが3人とも私には高評価だった。

正直この時点で怪しい。

二人目の人とも一般的な初対面の人との会話をして多少は盛り上がった

この人も私に高評価

3人目の人。

この人はあまりしゃべり慣れていない様子。

この人も私へは高評価。

絶対おかしい。

この場所女性は無料(ドリンク代も無料)、男性は3,000円かかる(平日は2500円)

ここに来てる女性は無料のドリンクを飲みに来てるだけなんじゃないのか?

しかも当時夏だったのでエアコンも店内効いていた

じゃあ、ここに来てる女性涼みに来てるだけなんじゃないのか?

そう思った。

女性の喋り方からサクラを疑ったがそうではなく

快適にドリンクを飲みに来ているだけでは。

高評価をしてくれた人とはアプリ内でメールをすることが出来るのだが

初めましてと送り

この前はありがとうございましたと女性が返信して

そこに私が楽しかったですとかまたお会いしてみたいですというような返信をしたところで

その先返事が返ってくることは無かった。

じゃあこいつらやっぱり涼みに来ただけじゃないか。

これ一回で私は利用することを辞めた。

Advertisements

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする