母の病気
私は母と姉が苦手で、姉とのLINEはブロック 母のLINEは返信せず既読だけ付けるようにしている。
母から突然電話が来ることがあるが、私はそんな時一度無視をする。
どうせ愚痴を聞かされるからだ。
私のことが心配だと連絡が来るのだが、いつも自身の愚痴を吐き出すための口実でしかない。
母のいる所へ帰ることは一年のうち数回あるのだが、帰るたびに愚痴を聞かされ、嫌になる。
そんな中でも母との縁を切ることなく接し続けているのは私が孤独であり、決して裕福な暮らしをしていないからだろう。
お金を貰っていない(むしろ私が貸していた)
が、会うたび30kg程のお米を貰うことが出来るので金銭的には助かっている。
今は結婚相談所を利用しているので、親との繋がりはあった方が良いという問題もある(結婚相談所の話題は今後のブログで伝える)
とにかく、そんな母から普段の愚痴を話す感じとは違う様子のLINEが届く。
母は目の病気らしい。
調べた所、視神経炎というものだと思われる。
病名は言ってなかったが、ステロイド治療が必要なことと明確な病気の理由が分からない所から検索した結果分かった。
母を看病する姉の姿
母から病気の連絡があった日、通話する母の横に姉がいた。
母は私と姉で会話をして欲しそうだった。
その流れで、私は姉と10数年ぶりに会話をした。
会話がなんともぎこちない。
よそよそしい感じだ。
私の態度も他人と話すような感じだったのだろう。
気を遣っている感じだった。
(姉との関係については過去のブログに載ってます)
姉とも母とも過去に色々あったが、私は恨んでいることは無く
ただただ、気まずいという感じだった。
なぜ姉が母と一緒にいるのかというと、母の看病をしているという。
まともじゃないと思っていた姉に対しての考えが少し揺らいだ。
そうか、母の看病を…
姉と母は仲が悪いと聞いていた。
姉は、過去に母と父にされたことを今もなお恨み続け、母を恨んでいると聞いていたが…
人は変わるものなのだろうか。
姉との再会
お米が無い…
それが母の所へ帰る理由だった
いつものようにお米を取りに行こう
そう伝えて、母の所へと帰る私。
実家の近くには有名な神社があり、婚活がうまくいくようお祈りをして
実家へと帰る。
すると、見慣れない車が。
そこには姉の車があった。
ボロボロの軽自動車、塗装は剥がれてぶつけた跡があり、車いすのステッカーが貼ってある
これだけで何か察してしまう。
家の中へ入ると姉がいた。
姉は全く変わっていなかった。
時間が止まったかのように。
腕にはタトゥーがあり、服装も一般人が好んで着るようなものではなく反社会的なように感じた。
それも昔のまま。
私は当時に比べ変われただろうか。
そう思いながら姉と会話する。
よそよそしい。
まるで他人のような。
でも、確実に血の繋がりは感じる。
他人は一度縁が切れれば元通りにはならないが、血が繋がっているというだけで不思議とこう何度も会うことになる。
気を遣って私に話しかけようとする姉を見て、何だか私が悪者のような気がしてならない。
なぜ私は普通の人生を歩むことが出来ないのだろうか。
姉と母を見てさらに絶望する。
さて、明日からまた婚活と仕事を頑張ろう。
心にぽっかりと空いた穴を見て見ぬふりをしつつ、私は自分の家へと帰った。
現状と婚活
久し振りに実家へ帰って久し振りに姉と母に会ったというのに、何故こうも寂しいのか。
やはり私は自分の家族を作って、幸せになり
今までの自分の人生に復讐をしたい。
ざまあみろと、私でも幸せになれるのだと証明する必要がある。
この婚活がうまくいかず、一生を一人で過ごすことになれば
きっと私の心は壊れてしまうだろう。
そうならない為、私は今日も生きたくない今を全力で生きている。