急展開その3 運命とは?旅行再び

前回、あり得ない土日休みの話から

さらにあり得ない旅行の話

さらに、位置情報の共有に至るまでの話をした

その続きを話していこう。

店舗移動

前回の旅行から数日後

私は普通に仕事をこなし生活していた。

すると、上司からこういった話を振られる

「今度新しい店が出来るんだけど、そこで働いてみないか?」

私はスーパーマーケットで働く社員

まあ、そんな話がきてもおかしくはない。

理由は、新しい店舗で働くはずの人物が仕事を辞めてしまったため

急遽私が選ばれたのだという

私は、ついにそんな話が来たかと少し驚きつつも移動の話を承諾した。

そして新しい店舗で働くことになり、シフト表が配られた

そこには驚くべき内容が書かれていた。

土日休み再び

シフト表には、普段平日休みの私にはあり得ないはずの土日休みということがまたしても書かれていた。

もしかすると、これは運命なのでは。

私はそんなことを思いながら、元彼女へ連絡してみた。

すると、旅行に行く話を承諾してくれた。

嬉しかった。

両家、お墓参り

この時の私たちは毎日のように仕事が終わると会い、絆を深めていった。

そんな中で、お互いの家のお墓参りをしようという話になった。

こんなことって普通起こるか?

そんなことを思いながら、私たちはお互いの家のお墓参りを済ました。

正直変だし、異常かと思うが

仲が深まっていくことが私には何よりも嬉しかった。

旅行当日

そんなことがありながら

私たちは旅行へと出かけた

場所は栃木、鬼怒川温泉

私たちは長いドライブの後、最初の目的地へ。

教会

今回の旅は温泉が最大の目的に思うが、実はもう一つ

二箇所の教会へ行こうということを二人で決めた

そのうちの一つ

藤城清治美術館

そこが最初の目的地となる

そこにはちょっとした教会が森の中にあり

私たちは神聖な教会へ。

本来キリストなどが描かれているステンドグラスには、藤城清治ならではの

少しゆるい

面白い教会となっていた。

私たちは二人で写真を撮った

これは実際行った時の写真。

Advertisements


Advertisements

指輪

この旅は温泉に教会

そして二人の指輪を作ろうという目的があった。

私たちはジュエリーショップに行き、二人のイニシャルの入った指輪を作った。

意外と早くできるようで、すぐにイニシャルを掘ってもらえた。

私は嬉しさと同時に、複雑な気分だった。

勿論ふたりで決めたことなのだが、意味が分からなかった。

何を考えているのかよくわからない。

私は結婚したいと思っていたが

多分この時点でも、相手はそう思っていない。

教会その2

私たちはお互いの薬指に指輪をして

旅館に泊まり朝を迎えた。

次の目的地はステンドグラス美術館。

美術館となっているが、実際の教会があり

ちゃんとお祈りもできるし結婚式も挙げられる神聖な場所

そこで、頭に響くほどのパイプオルガンの音色を堪能し

指をクロスさせお祈りをした。

またしても複雑。

その時の写真

Advertisements

3年続いた勘違い

帰りのパーキングエリアで会話をしていると

彼女の口からこんな言葉が

「どうせ●●って思ってるんでしょ」

「どうせ●●に決まってる」

現在このブログを書いている時点で

●●に入る言葉は思い出せず、よくわからないのだが

何故だがずっと、私は元彼女に頭の中では悪態をついてるキャラだと思われていた。

こんなことも元彼女は口にする

「なんだか、●●と話していると脅迫されているみたい」

●●に入る言葉は私の名前。

なぜか、私は元彼女へ脅迫していることになっていた。

私の中で何かが崩れていく。

縮まらない距離感

旅行を終え家に帰って写真の整理をしながら思い出に浸っていると

あることに気が付く。

いくら一緒に旅行しようが

いくら毎日のように会って話そうが

指輪を薬指につけようが

私たちの距離感は何も変わらないのだということに

私はそのことに絶望し、相手への気持ちは一気に冷めていった。

だが、まだ関係は続ける。

相手が私への興味をなくさない限りは。

次回へ続く。

Advertisements

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする