車に興味の無い人間が、初めて一人で車を買いに行くとどうなるのか

先日、今まで乗っていた愛車を手放し、新しい車を購入した。

今回の車で3台目となるが、1と2台目の車は親の知り合いに紹介してもらったものを買ったので、自分で考えて購入するのは3台目の今回が初めて。

そんな私が車を売り、新しい車を購入するまでの過程をこのブログに記していきたいと思う。

車のことに興味が無い

私はそれほど車に興味が無い。

高校生の時、何かの間違いで何故か車の整備を勉強する学校に行ってしまい、苦労した覚えがある。

授業の内容はエンジンの仕組みだとか、車とはどういうものかというもの。

実際に車を分解したり組み立てたりしながら車のことを理解していくのだが 私には何のことだか理解できなかったし、興味もわかなかった。

何故そんな学校に入ったかというと、その学校は学力が低くても入れるような所だったから。

そんな私でも無事3年で卒業することが出来た。

努力すれば興味の無いことでも何とかなる。

そんなことを高校生で学んだ。

…話は逸れてしまったが、とにかく私は車に興味が無い。

最悪、乗れれば良いと考えている。

年式はH22年、走行距離が14万km、車検は来年…これが限界か

私が今まで乗っていた車(2台目)は走行距離が14万6989kmと結構長い距離を走っていた。

車は20万kmまで走ると言われているが、こんな車を車検通してまで乗るのは少し不安があった。

それと、この車の年式は平成22年…

総合的に見て、これは手放すべきだろうという結論に至った。

ちなみに、車名はbB

こんな車である。

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…車の撮影というのは難しいもので、引きで撮ってしまうと自分とか風景とか色々な個人情報が漏れてしまうので、これが限界だった。

車に興味の無い人間が選ぶ、車選び

今の車を手放すことが決定したら、次買う車を選ばないといけない。

車のことに興味の無い人間からしたら、どの車も一緒である。

ドライブをしながら他の車を見ながら走ってみる…

これでもよく分からない。

なので、とりあえず条件を絞ってみることに

普通車で走行距離は1万以下、予算は大体100万円、中古車。

こんな感じで絞っていくと、ある車を見つける。

それはスズキのスイフトという車。

本体価格は84万円と安く、走行距離は7500km

年式は平成30年と新しい。

これを買おう…

私はふと思った。

自動車販売所へ

買う車が決まったら、その車が売っている販売店へ電話を掛けてみる。

電話を掛けてみると、すごく軽いノリで対応してきた。

大丈夫なんだろうか…?

そんなことを思ったが、車の営業マンとはこういうものだろうと思いながら約束の日に販売店へ向かってみることに。

販売店の駐車場をぐるぐる回るだけの試乗

自動車販売所へ行ったら、始めにすることは試乗。

どんな乗り心地なのか実際に乗って調べてみる。

その自動車販売店の試乗は思っていたシステムと違って、販売店の駐車場の中を走るだけ。

(こんなことで分かるわけないじゃないか…)

私はそう思ったが、これがこの販売店のルールなのだとしたら仕方ない。

私は素直に従った。

実際にプランを組んでみる

車の試乗が終わったら、買うかどうかをスタッフに尋ねられる。

私は買うことを選択したので、実際にプランを組んで買うための段取りをする。

まず最初にオプション

カーナビが付いていなかったのでカーナビを

あと、雨の日に窓を開けても雨が入ってこないドアバイザーというのも取り付ける。

それとドライブレコーダーも取り付けた。

カーナビは7万4900円

ドアバイザーは2万4900円

ドライブレコーダーは3万9900円

それと、これは後で分かったことなのだが、ガラスコーティングというのも何の相談も無しにオプションとして入っていた。

値段は5万9800円…

必要なのか?これは?

オプションの合計、21万9450円

高いのか安いのか私には判断できなかったが、私はこの内容で承諾した。

お得なのか疑問なプランを提案してくるスタッフ

オプションの設定が終わり、今度はお得なプランというのをスタッフが提案してくる。

それは、エンジンオイルが永年無料となり、エレメント交換2回、ワイパーゴム3回まで無料、車をこすった場合の保証、タイヤのローテーション2回まで無料

車の点検を1ヶ月、6ヶ月3回、12ヶ月2回無料でしてくれる

以上のようなプランなのだが、後から考えれば確実に損である。

まず3年しか有効期間が無いし、エンジンオイルの交換をしにわざわざ決まった店舗に行くなど面倒にも程がある。

それで料金は4万700円…

何故私はこんなプランに入ってしまったのだろうか。

今まで乗っていた愛車を売る

今まで乗っていた愛車を下取りに出してみることに

すると、2万4083円という額で売れた。

これはお得なのかどうかよく分からない。

ただ、売れると思っていなかったので何だか得した気分ではある。

銀行のローンを組もうとすると、必死になって止めてくるスタッフ

私はディーラーローンよりも銀行のローンの方がお得なことは知っていた。

だが、銀行のローンを組もうとするとディーラーローンにしてくれと営業スタッフが必死になって言ってくるのである。

銀行のローンはお得だが審査が厳しい

銀行のローンは審査までに時間がかかる

そんなことを平気で言ってくるこの営業マンに内心黒い感情がふつふつとわいてくる。

だが、私には損をしてまでやることがあった。

ディーラーローンというのはどのくらいの利息なのか

ローンの一括返済というのはどういうものか。

これらを検証するため、実際にディーラーローンを組んでみることに。

これまでの合計は…

本体84万9000円

オプション21万9450円

諸費用という項目に16万4933円

オイル交換とかしてくれる損なパックに4万700円

合計 127万4083円

そこから頭金3万と下取りした前の車の金額を引くと…

122万2千円が支払い額となる。

そこからディーラーローンを5年で組むと、利息だけで33万1718円となり、合計160万5801円となる。

たった5年ローンなのに利息が33万…?

…あまりにも馬鹿馬鹿しい利息の高さに、私は言葉を失ってしまった。

だが、私は一旦ローンを組んでみる。

損なことは分かっているが、これも社会勉強だ。

すべての行程が終わる

ローンも組んだことで、あとは帰るだけ。

そして、次の日実際にローン一括返済をしてみる

自動車販売店に一括返済出来ないかと頼むと、必死になって電話を切ろうとする

これは、この販売店が異常でどこの販売店も同じではないと思うが、自動車販売店へローンの一括返済をしたいと伝えると、必死になって電話を切ろうとする。

納車の日まで一括返済は出来ないと嘘をつかれたが、その前に返済の手続きが出来ることを私は知っている。

だが、自動車販売店とローン会社というのは別で、それぞれに干渉出来ない決まりなのだとしたら、酷なことを聞いているのでは?という考えが頭をよぎる。

なので、実際にローンを組んだ場所へ問い合わせしてみることに。

すると、口座へお金を振り込んで欲しいと回答が来る。

100万を越える金額なので、私は2日に分けてATMへ入金することに。

1日目は100万円で、2日目は22万3383円

手数料は440円×2

思ったより増えていない。

やはり、ローンとか借金というのは早く返せば返すほど得なのである。

社会勉強代だと思って、今回の支払いを済ませた。

実際に車が届くも、ガソリンがほぼ空の状態

色々なことがあったが契約から11日後、実際に車が届く。

その車を運転して帰るわけだが、ガソリンがランプがつくほど空の状態で渡される。

はぁ…?馬鹿にしてるんですか?

そう思ったが、私は争い事が嫌いなのでスルーすることに。

この販売店へは2度と行かないという決意のもと、私はガソリンを入れにスタンドへ。

やはり公道を走ってみると新しい車というのは良いものである。

ちなみに今回買った車はこれ

スズキのスイフト

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内装は…

うん、悪くない。

値段的には損した所も大きいが、私はこの車と共に色んな場所へ旅をして、色んな感動を得ようと思う。

まとめ

以上が車に興味の無い人間が選ぶ、車の選び方である。

今回のことで思ったのが、自動車販売スタッフへは強気な態度で行くこと。

全ての自動車販売スタッフがそうではないと思うのだが、明らかに購入する側が損をするようなことを提案してくるスタッフというのが当たり前のように存在する。

そんな人に出会ってしまった場合でも、自分の意思をしっかり伝え、少しでも得をする行動を取るべきである。

私は甘かったが、これを読んでるアナタならきっと大丈夫だろう。

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