YouTuberというのは華やかな職業である。
好きなことをして、好きなことでお金を得る。
そんな華やかなYouTuberの世界にも、当然闇の部分が存在する。
今回はそんなYouTuberの世界の闇を、体験談とともに語っていこうと思う。
目次
まず、YouTubeでお金を得るための条件とは?
YouTubeで収益を得るには条件があり、それを達成して初めて収益を得ることが出来る。
そのための条件は以下の通り
登録者は1000人以上、動画の総再生数は4000時間というのが収益化の条件。
この条件を達成しようと、収益化されてないYouTuberたちは必死になって登録者を得ようと頑張るのである。
Twitterを利用して、登録者の水増しを図る底辺YouTuberたち
自身のチャンネルをどう広めようか?と考えて、真っ先にやるべきことはTwitterアカウントの作成である。
YouTubeという動画サイトには数えきれない程の新着動画がアップロードされており、まだ名前も知られてないYouTubeチャンネルの動画など、誰の目にも止まらないような仕組みになっている。
そこで使うのがTwitter
Twitterを使い、アップロードした動画のURLを説明とともに貼るというのが一般的な宣伝方法。
ここまでは健全なTwitterの使い方なのだが、一部のYouTuberはそれ以上のことをする。
それは、Twitterのダイレクトメッセージ機能を使い「相互登録しませんか?」
とメッセージを送ってくるのである。
当然そのメッセージを送る相手は、同じくチャンネル登録者が1000人に満たない人に向けて。
同時に、5分再生しておいてとメッセージを送ってくるYouTuberもいる。
それを1000人のYouTuberに送って、同じように相互登録して5分再生すれば、収益化の条件は達成できてしまう。
だが、それは重大な規約違反に繋がるので見つけたら無視するか、通報しよう。
YouTubeの相互登録は何故いけないのか?
こういった相互登録を持ちかけるYouTuberは沢山いて、私も同じように相互登録をしようというメッセージが来たことがある。
私の場合は例外なく全員を通報したが、他の収益化の条件を満たしていないYouTuberはどうだろうか?
この甘い囁きに乗ってしまう人も出てきてしまうのだろうか?
だが、YouTubeの規約には、相互登録は立派な規約違反と書かれている。
以下規約
この、人為的な方法で獲得したというのが相互登録にあたる部分。
最悪チャンネル削除もあり得る重要な規約。
収益化を達成したとしても、規約違反により収益を剥奪されては意味がない。
自身のチャンネルを本気で育てようと考えているなら、チャンネルの相互登録は行わないことだ。
脅しとも思える、相互登録をしろという強気なメッセージ
ここからは私の体験談なのだが、強気な態度でチャンネル登録しろとメッセージを送ってくる人がいる。
勿論通報済みだが、これを読んでる皆様もこういったメッセージには十分注意して欲しい。
以下、実際に送られてきたメッセージ
このメッセージは一見何の悪意もないように感じるが、考えてみて欲しい。
「高評価とチャンネル登録と動画3分以上見たから、お前も同じようにやれ」
こう言われているのと同じである。
日本人の礼儀としては同じように返したい所だが、立派な規約違反。
こういったメッセージは通報してブロックし、何も送らないようにしよう。
もし取引に応じてしまえば、自分も加害者側に立ってしまうというのを忘れてはいけない。
まとめ
以上が実際に体験したYouTubeの闇。
私もYouTubeに動画投稿している底辺YouTuberなので、収益化に拘る人たちの気持ちは分かる。
だが、相互登録という規約違反まで犯して収益を得ようなんて考えには同意できない。
バレなければ良い?そういう問題ではない。
チャンネル登録者というのは単純な数字ではなく、1つ1つに人格がある。
そんな人たちが自分の動画を見てくれるなんて最高の幸せ。
そんな幸せを一つ一つ噛み締めて生きていけない人たちがいるなんて、そんな人たちは本当の不幸ではないか?
収益は欲しい
だが、人の心まで無くしてはいけない。
そんなことを思いながら、私は今日も自分のチャンネルの登録者に向けて、動画を作成している。